ところで、境内のいたるところに「牛」の像があるのはなぜでしょう?
実は毎年、7月28日に「牛越祭(うしこえまつり)」が行われているからです。
これは、菅原道真の子孫である菅原道正公が、牛を愛し、その繁栄を願って始めたと言われていて、
高さ50センチ、長さ4メートル位の丸太棒を、牛に飛び越えさせる、全国的にも珍しいお祭りです。
昔はもっと高かったそうですが、「最近の牛は過保護で低くなった」と、
保存会長の白坂重之(しらさかしげゆき)さんがおっしゃっていました。(笑)
平成4年には、宮崎県の無形文化財に指定されていて
このほど始まった「一村一祭」でもえびの市の祭りとして紹介されています。
最盛期の江戸時代末期には近隣をはじめ、人吉や姶良・伊佐といった遠方からも
飾り付けを施した牛600頭が参加していたそうです。
今は、地区で飼われている牛だけですが、3~4ヶ月の仔牛から大きな牛まで、
五色の紐で着飾った30頭ほどが参加しています。 |