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(文化芸能)第50回 田野町雨太鼓保存会 2009/9/20放送

ぶらり宮崎さるき隊!
9月は宮崎市田野町をさるいています。

今回やってきたのは、田野町伝承芸能館です。
場所は、8月に太鼓フェスティバルが行われた、宮崎市田野運動公園のすぐ隣です。
ここで、フェスティバルでもおなじみの雨太鼓についてお話をお聞きします。
入口では太鼓のオブジェが3つ、かわいらしく出迎えてくれました。


中は体育館のようになっていて、大きな太鼓が4つ並んでいました。
出水さんが横に立つと、その大きさが分かりますよね。
この太鼓は「たぶの木」でできています。
たぶの木は、霊が宿る木とされていたことから「霊(たま)の木」と呼ばれ、それがしだいに「たまのき」→「たぶのき」に変化していったそうです。樹皮の粉からは、お線香が作られるそうです。
町にある一番大きな太鼓は、直径163センチで2000万円もするそうですよ。
ちなみにバチは桐です。


詳しいお話を、田野町雨太鼓保存会の蛯原俊美(えびはら としみ)会長にお聞きします。
息子さんの恭佑(きょうすけ)さん(23歳)も一緒です。

蛯原さんは太鼓をはじめて30年。11地区・約200名の保存会をとりまとめています。
太鼓の歴史は古く、今からおよそ500年前の戦国時代には、陣太鼓として士気をあげるために
打ち鳴らされました。その後、明治の中頃のこと、大干ばつの年に、村人が誰ということなく
「鉦、太鼓を打ちならし、雲に振動を与えれば、雨になるだろう。」とかつての陣太鼓を持ちだして
雨乞いをしたことから、今の形になったと伝えられています。
現在は保存会や地区住民のみなさんによって後継者の育成にも力を入れています。
また古来より伝承されている曲に躍動感あふれる新曲を加えるなど、今も進化を続けているんですよ。

今日は特別に、蛯原親子による雨太鼓の競演を披露していただきました!!



田野の雨太鼓は「俺が死んだら棺桶にバチを入れてくれ」という、御齢82歳の中村岩男(なかむら
 いわお)さんという重鎮から、恭祐さんのような若者、小さい子どもたちまで、脈々と
受け継がれています。
宮崎を代表する伝統文化である「田野・雨太鼓」、これからも大事にしていきたいですね!

やのPさん、ポーズが決まってます!!


さるきで見つけたオススメ情報


田野町のかくれた特産品「里芋」をご紹介します!
前にもご紹介しましたが、里芋は田野町での生産額が、たばこ、漬物大根、肉用牛に続く第4位
なんですよ。
畑の真ん中にビーチパラソル!?と思って近づくと、里芋収穫の真っ最中でした。ここで採れた
里芋は高級料亭などに出荷されるんですって。親芋と子芋がしっかりとくっついているので、
ゴムのハンマーでバラバラにしていきます。
「お土産に頂いた里芋は、煮物・おつまみ・グラタンにして頂きました!ごちそうさまでした!」
BY 出水さん。

(予告)
来週は「人」。
ボランティアや地域のイベントに取り組む女性のみなさんを紹介します。

(衣装協力:おしゃれの穴場 マスミヤ)