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子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥。
日本で唯一の干支の町、北方町!
北方町の生産者の一部を前半でご紹介しましたが、その北方の食材をふんだんに使い、
地産地消で支えているのが…姉さま達です。
今回はその姉さま達大集合!ということで、加工品作りの裏話を聞いてまいりました。
加工グループの総称を『北方町生活研究会』といって、
昭和27年から生活の見直しや簡素化運動に取り組まれてきたそうです。
それぞれのグループの会員の皆さんがほとんど高齢者らしいんですが、なんのなんの!
幾つもの加工グループがあるため、お互いの技術向上やグループ間の仲間意識が高まり、
大変意欲的に日々商品作りをされています。
そのため、いつも同じ加工品だけではなく、新製品の商品開発も積極的に研修を開き取り組んでいるんですって。
では、グループ毎に商品紹介をしましょう。
*『甲佐孝代さん』よもぎ団子一筋12年。濃くて鮮やかな色を出すために秘訣があるんですって。
*『さるびあ会』結成30数年の大御所グループ。
千代姫桃大福やシャーベット(果肉入り)は勿論、完熟梅や完熟金柑を使ったゼリーなどあります。今では
懐かしいソーダ饅頭もあるんです。最近お客様の声に応えて、山菜おこわの増量パックを出したんですって!
*『天馬グループ』よっちみろやの横に加工所があり、よもぎ団子やいきなり団子はここで作られます。
よもぎを採りに山や川に行かれるそうですが、川の“よもぎ”のほうがいい色が出るんですって。
*『中田農産加工』あくまき作りは40年近く。でも販売は7年ほど前から。…??
その間は、イソ子さんの作る“あくまき”はご主人が独り占め?!
*『干支の町・北方加工グループ』十数年前に全国おにぎりコンクールで優秀賞を受賞したのが“竹の子寿司”。
噛んだ瞬間、竹の子がスーーーッと切れ、食べながら嬉しくなるそんな逸品です。
ただこの竹の子を作り上げるまで、水に浸しお湯に戻し~など3日間もの時間を費やし、1日10本しか出来ない
非常に手間隙のかかる一品なんです。竹の子も節と節とが広いと駄目だし、肉厚だと駄目。
1m以上になったものの一番軟らかい部分30cm程しか使えないという、かなり厳選されたものになるんです。
しかもメンバーのご家族総出で山に行き、その見極めをしながら材料を集めるんです。
なんて労力!パックに入った竹の子寿司を食べるのは、ものの五分と掛からないのに…。あとは
自家製米を使った米粉のパウンドケーキやシフォンケーキ、果肉入りの千代姫桃シャーベットなどがあります。
それぞれの加工グループの商品は、いずれも『北方・農産物販売所よっちみろや』で販売されています。
話は変わりますが、平成17年の夏に宮崎県に甚大な被害をもたらした台風14号。
まだ皆さんの記憶に新しいと思います。特に県北方面は高千穂鉄道が流され、
公共交通機関が壊滅状態に追い込まれました。
その当時、北方支所(役場)の方に話を伺う機会がありました。
台風14号が宮崎を通過する夜中。今まで聞いたことのない地響きにも似た音に目覚め、
自宅の外を見ると国道を五ヶ瀬川が逆流してきたそうなんです。それによって家々は勿論、
北方町役場まで水害に遭ってしまいました。当時の町長は自宅が水害に遭っていたにも関わらず、
役場に向かい指揮を執られていましたよね。
当時の9月下旬。私はお見舞いも兼ねて北方の町に行きました。
勿論“よっちみろや”にも立ち寄り、そこでは知り合いの役場職員の方がいつもと変わらない
生き生きとした表情で、忙しそうに接客をされていました。
合間を見てご挨拶をし「ご自宅は大丈夫だったんですか?」とお尋ねしたら「いやぁー、
自宅の中はまだメチャクチャですよ。でも“よっちみろや”に物凄くお客さんが来てる!
と連絡を受けたら自宅どころじゃないし、もう後回しですわ。
そのほうが気も紛れるし…」と話されたんです。
それから私は被災された方や場所に対して自分に出来ることの一つ、そこでジュース1本でもいい、買い物をし続ける!
また番組を通じて北方の皆さんの今の姿や生のお声を届けることで、一人でも多くの方が北方の地に足を
運んでくだされば、そう思っているんです。
「忘れないこと」忘れるもんですかーーー。ねっ?
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