第249回『鮎のちょんがけ・温故知新の会・本田屋』2013/7/14放送

北川と言えば地元の方も口を揃えて言われるのが「ホタルと鮎の町」。
中でも清流北川の支流矢ケ内川では、今も北川の鮎の伝統漁法の一つ『ちょんがけ』(素潜り)が伝承されているんです。その『ちょんがけ』の取材がまずは目的。

北川町の北東部、下塚地区の柚ケ内集落。途中段々畑跡にモコモコした木々が植栽されている風景を横目に「どんどん緑が深くなってくる」そう思いながら、川の上流へと進みます。
北川支所の杉野さん曰く「もう少し先に進むと、大分県佐伯市直川の近くです」って!!
途中のモコモコの木。『樒(しきみ)』と呼ばれる常緑高木で、主に仏事などで使用されるものです。しかも、しかもですよ!北川町は全国でも有数の産地で、二億円産業とも言われているんですって。知らなかったーーー!
さてと。取材で訪れた日は雨上がりの翌日。こんな日は川の水の濁りで“鮎のちょんがけ”(素潜り漁)は中止。ただでさえすばしっこい鮎を相手にするから無理もないですよね。
でもね「どぉこが濁ってるんですかーーーーー!?」と言うほど、透明度抜群で美しかったぁ。さすが自然美豊かな北川です。半端じゃないね、本物だわ。
『ちょんがけ』解禁日はどこからともなく忍者のような黒づくめの人たちが、ゾロゾロと川に入りちょんがけを始めるんですって。ほぼ地元の皆さんですけどね。毎年、8月14日にはちょんがけ大会が行われ、子供も大人も合わせて300名ほどの人で賑わうそうです。取材で訪れた矢野勝弘さん「ちょんがけは小さい頃からやっちょるから。後継者はうちん息子もいるし、茂君とこも高橋君とこもおるからね。ただ、この川に鮎がおらんくなったら、もう川じゃねぇな。」

皆さん!お宝ともいえるこの矢ケ内川を見るだけでもいい経験ですよ。特に、子供たちの夏休み思い出の一つに『ちょんがけ』体験いかがです?

海女さんじゃないよ。川ガールだ!

やのpアイテム・マスミヤ大塚店

ちょんがけ名人の川男?矢野勝弘さん

これで濁っているんですって!
ここは北川の支流・矢ケ内川

鮎のちょんがけの釣針は引掛けがないんです。

「あの低い木が樒ですよ」
樒の生産は北川の基幹産業の一つ。

「全国有数の産地も、最近は鹿の被害に悩まされています」
北川支所の杉野さん

『鮎のちょんがけ』などに関するお問い合わせ先
延岡市北川町総合支所地域振興課   0982-46-5010


北川の自然その(2)
家田湿原って聞いたことありますよね?希少植物や絶滅危惧種などの植物が、まるでお宝のように眠っている場所です。
その家田川の下流域、家田地区野鶴の『温故知新の会』を結成された会長の黒木重代司さんを訪ねました。

北川の代名詞でもある自然美。同じ自然でもこちらは自然災害。水害の地でもあるんです。
大雨や台風によって毎年のように川が氾濫し、たちまちその地区は住宅浸水の被害に見舞われます。その水位も平成9年に宮崎を襲った台風14号。その時は14m20㎝。それまで歴代1位の水位は昭和18年の14mだったそうです。
平成9年の台風14号の時には、家田地区などは国の激甚災害対策特別事業の対象になりました。
黒木会長は「毎年毎年、大雨のたびに川の氾濫に気をもみ、これだけいい環境があるのに、何年かに一度の水害くらいで私たちは逃げるもんか!」生まれ育った場所、思い出。隣近所との連帯感による思いやりの心。経験しているからこその想いです。
今では教育現場から「経験談を聞かせてください」との要望があり、北川水系の堤防を歩きながら小学生から高校生まで次世代の子供たちに伝えられています。その子供たちからのメッセージが“温故知新の会”を支えているそうです。
黒木会長はこう続けます「欠点ばかりで批評することよりも、こんなにいいところもある!そこを見つけて欲しい。一度この地を訪れて見てください。地元のもんしか知らん、素晴らしい自然が見られますよ」

北川水系は霞堤と呼ばれる堤防の造りで、川の氾濫によって浸水被害が出ていました。しかしこの霞堤は洪水のとき、堤防越水を防ぎ下流域一帯の水害を防ぐ役目があるんです。延岡市街地一帯にその被害が及んでいないのは言うまでもありません。
現在、家田地区は、宅地のかさ上げによって浸水対策事業を終了しています。
北川の家田地区に伝承される人情と自然美。大切に残されています。

北川町家田地区でしか見られない美しい自然美がここにあります。

家田地区の温故知新の会の皆さん(約30名・平均年齢80歳)によって継承されている“なんば引き音頭”

大正2年2月25日付で残っていた一枚の写真は、当時の“なんば引き”の様子

温故知新の会の皆さんの活動の一環、
水害時の水位測定

黒木会長が平成2年以降も、毎年水位測定をされています。
野鶴橋は海抜7m50㎝

家田地区の全ての住宅は、水害対策として住宅のかさ上げが行われました。


北川取材での宿泊先は老舗の『本田屋』さん
延岡市北川町川内名7262   0982-46-2005
*1泊2食付 6,300円~
*お料理のみも可。(要予約)

北川支所の東側。
旧国道10号線ですって!

創業70数年の本田屋さん

女将の本田百代さん

名物料理。夏場は鮎料理づくし!
冬は勿論猪料理でござる

鮎づくし!

本田屋さんの朝食。
お腹一杯で動きたくなかった…。



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*7月のプレゼント*
(1)マスミヤお買物券2,000円分    2名様
(2)ホテルメリージュランチペア券   1組様
(3)延岡・廣寿司握り寿司セット(1500円分)ご招待 1名様
 【北川町協賛】
(4)祝子川温泉三昧ペア券(入浴・温泉の素)  2組様
(5)道の駅はゆま・北川セット
  (手延べ生姜麺・南蛮酢・ソフトクリーム2種)    2名様
(6)北川淡水うなぎの白焼き2本入り
  (*8月17日以降の受け渡し)          3名様


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