第854回『桜原みのるさん』2025/4/19放送

ここは山田町のとある場所。ご案内いただく、山田町商工会の瀬之口さんも初めて訪れる場所です。水がキーワードなのですが、源泉に近い場所??

ハウス内に流れる水!本日の主役、カニ男こと桜原みのるさんがここから100m奥の湧水地から、手彫りで水を引いているのです。

松を被せているのはケースの中にいる沢蟹のため。実は沢蟹は音を嫌うらしく、水音を和らげるための手段ですって。
元々みのるさんは東京で潜水士の仕事に携われ、その後Uターン。ご縁あって、現在、東京豊洲市場の大手水産会社と取引があるそうなんです。

綺麗な水の環境でしか生息できない沢蟹。全国的にも有名な場所は静岡県!富士山の恵みです。「県内では山田町くらいじゃないかなぁ」と、みのるさん。

沢蟹のオス・メスの見分け方はハサミの大きさ。ハサミが均等な大きさだとメス。

こちらはオス。片方のハサミが大きいですよね。

サウスポーの沢蟹のオス。大きさは胴体部分が2cmほど。色もハサミの部分は半透明で胴体は朱色。黒ずんでいくと、いわゆるB級品になるそうです。
沢蟹は暖かくなる3月くらいから冬眠から目覚め、沢に上がってきます。その時期は餌となる、葉っぱや虫、木の実などをハサミで持って運んでるそうです。その沢蟹の子は7月に脱皮しますが、この時期は採れないそうです。なぜならば、脱皮後は柔らかいので敵に狙われやすく、また共食いの習性もあるので、身を守って潜んでいるそうです。
その後8月に交尾し10月には出産。
沢蟹の求愛行動はメスに主導権があり、オス・メス同志ハサミを合わせ、まるでダンスをしているような行動をとるそうです。
その後、気が合えば…ということです。
また卵は母蟹のお腹でかえり、母蟹が1匹ずつ子蟹をハサミで掴んで、石の間に離すんですって!
みのるさん「神秘的だけど、見ていて可哀そうな光景です」
さらに「小さい蟹が初めて人間を見る時、石の陰に隠れて様子を見ています。人間の子供のような仕草に似ていますよ。沢蟹の話は1日中話せます!」
手つかずの自然が残されているからこその生態系。山田町の誇り。知られざる沢蟹の世界!いやぁ、勉強になりました!!

山田のカニ男さんこと、桜原みのるさん!奥深い方でした~。
『山田町商工会』
0986-64-2057
営業時間AM8:30~PM5:15
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